「英語ができる子」をよく見ていると、
共通事項がたくさんあります。
こんにちは。
「子どもと英語の応援団」団長の松井美紀です。
今日もこのブログをご覧いただいて、
ありがとうございます。
すごく字がきれいな姉弟がいます。
最初は、
「Aちゃんは、字がきれいだなぁ。」
とか
「Bくんは、ノートにどんどん英語を書いてくるなぁ。」
とか
「Cちゃんはよく話を聞いてるなぁ。」(別の子ですが)
と、漠然と思っていただけなんですが、
ある時、ふと気が付きました。
あれ、この子達、みんな、
英語がすごく上手・・・
そこで、英語がよくできる教室の生徒や、
過去に勤めた英会話スクールで見て来た、
2000人以上の子ども達を思い出すと・・・・・
ありました! ありました!
たくさんの共通点。
今日は、これらの共通点について、
書いていこうと思います。
あ、小学生クラスで英語ができる子は、だいたいが学校でも成績優秀です。
だから、これは、英語だけのことではなく、
学習全般に通じることも多いんです。
ご参考に。
① 英語ができる子は、学習で字を書くときには、両方の手を使う
勉強する時に、というよりも、鉛筆を持って何かを書くとき、
あなたのお子さんは、両手を使っていますか?
両手で書くというのは・・・・・
鉛筆を持つ手が右手なら左手を、
鉛筆を左手で持つ子は右手を、
きちんと添えていますか?
ご自身でもやってみるとよくわかると思います。
机に向かって椅子に座り、
紙を前において、
鉛筆をきき手に持ち、
字を書いてみる。
この時、
反対の手を紙に添えるのと、添えないのと、
どちらが書きやすいですか?
・・・・・・・・
もちろん、添えた方ですよね。
添えた方が、紙が動かないので、字は書きやすい。
書きやすいから、きれいに書ける。
だから、
字を書くときは、
両手を使うんです。
体も安定するので、グラグラしません。
お家の方がそう指導したか確認していませんが、
高学年や中学生で勉強のできる子は、
ほとんど、きちんとそれぞれの手を使っていますね。
② 英語ができる子は、正しい鉛筆の持ち方ができている
本来、
小学校に入学した1年生の時に、
「鉛筆の持ち方」を学習します。
そして、ひらがな⇒カタカナ⇒漢字・・・
という感じで、文字を書けるようになっていきますね。
しかし、
ほとんどのお子さんが入学前に字を書く現在では、
小学校では、
この指導にあまり時間を使わない、と聞きます。
学校でこれらのことを
きちんとやっていないわけではないですが、
全ての子どもが
学校だけでできるようになるとは限りませんね。
そうなると、鉛筆の持ち方は、
各ご家庭で伝えた方がいい、
もしくは伝えておかないといけないこと、
そうなりつつありますね。
現実問題として、
子どもが幼児の段階で、絵本などを通して字に興味を持ては、
発達心理学上で言っても、
子ども自身が「字を書きたくなる」わけです。
ですから、
「書くのは学校に上がってから」と待つよりも、
その書きたくなった段階で、
楽しく鉛筆の持ち方を伝える方が、
よっぽど効率よく、鉛筆が持てるようになります。
③ お箸が上手にもてる子は、正しい鉛筆の持ち方ができている
また、
私たち日本人はお箸を使う文化を持っているので、
お箸の持ち方がとても大切ですね。
この「お箸の持ち方」がきちんとできると、
鉛筆もきれいに持つことができる、と言われます。
お箸と鉛筆、どちらも本当に大切ですよね。
まとめ
英語が上手な子供たちの共通点をいくつかご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
まだまだたくさんあるのですが、
英語ができる子、特に小学生までは、
「集中力がある。」というのも、とても大切な共通点です。
その集中力を付けるためには、
一つのことに「じっくり取り組む」訓練が必要です。
机に向かっても、両手を添えないといい姿勢が取れません。
また、鉛筆を安定して持てなければ、手そのものに余計な動きが出てしまいます。
鉛筆を正しく持つと、適切な筆圧で字を書けます。
適切な筆圧で字を書く習慣があると、
手や脳に余分な力を入れずに、
長時間鉛筆も持って字が書けるようになります。
また、食事の時間も、
お箸を上手に持てれば、食べ物を安定して口に運ぶことができて、
落ち着いて食事ができます。
(食事と学習の関係については、また別の日に書かせていただきますね)
*両手を添えて字を書く。
*鉛筆を正しく持つ。
*お箸を正しく持つ。
これらは、
「英語ができる子」というよりは、
「学習を楽しめる子」の共通点かもしれません。
ご参考にしていただければ嬉しいです。
では、今日はこのあたりで。
それではまた次回。